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私を熱くさせたもの~高校アルバイト編~

こぼりさん主催の「3000文字チャレンジ」。

いつも楽しく参加させていただいてます。

読むのも書くのも楽しいこの企画。

今回は「私を熱くさせたもの」という事で、高校時代のアルバイトの話をさせていただこうかな、と思っております。最後までおつきあいくださいませ・・・。

 

 

アルバイト。

中学生の頃は、その特別な響きに憧れ夢見たものです。学生でありながら労働が出来、しかもお給料がもらえる。なんてうらやましい!ビバ!高校生!早くなりたい!って思ってました。

私はけっこう浪費家だと自分で思っているのです。なので、お小遣いももらってはいたのですが、できれば自分で遊ぶお金はちゃんと自分でまかないたいなぁと思っていました。 仕事をするのも苦ではありませんでした。しかし公立高校に通っていて、一応アルバイト禁止でして。親も「学校がアルバイト禁止なら、それに従いなさい。」というスタンスの考え方でしたので、校則に反するアルバイトは我慢してました。友達はけっこう飲食店などあちこちでアルバイトしてたんですけどね。唯一、同人誌即売会のイベントスタッフはバレないだろうと思ってやってました。ここに関してはなぜか親も黙認でしたし。もし、先生が来たら超笑うよね、ホントにね。

 

で、話が元に戻りますが。

冬休み限定で、高校公認のアルバイトと言うのがあったのです。

郵便局か、神社の巫女さん。

ここで、同じ高校に通っている友達の意見が真っ二つに分かれます。

郵便局は冬休みの間ずっとコンスタントな勤務になります。土日、お正月は休みとは言え、バリバリ遊びたい子には不向きです。

一方巫女さん。大みそかの夜から正月三が日くらいの短期決戦型。袴を着てお外で立ちっぱなしは寒いですが、短期でがっつり稼げます。

さて、どっちのアルバイトにしようかな?皆さんはどちら派ですか?

私は迷いなく郵便局を選びました。だって、当時から地味な子でしたし、ゆくゆくは郵政民営化前の郵便局なんかで公務員できたら最高!なんて思ってましたから。(3000文字勝負参照)

高校1年生の時は、市内でも一番自宅に近い郵便局に勤務となりました。高校とほとんど同じ距離でしたので、毎日自転車通勤してました。

 

と、ここからがアツい話になるのです。

郵便局のアルバイトがアツかったのです。

女子のアルバイトは主に年賀状の仕分けです。そして、初日に担当地区が決まります。私の担当は昔からの由緒正しい高級住宅街の辺りになりました。なんか変な表現だとお思いでしょう。私の地元は、某城下町をうたった観光地でして。高校の近くも城下町よろしく石畳の街並みでして。その観光名所の少し奥は、昔からの方々が住む高級住宅街(多分)なのです。

最初は住所だけ見てもそんなことは思いもしなかったのですが、「ここの方々、只者ではないな…。」と思った根拠。

 

そう、年賀状の量が半端ないの。

約20年前、当時はまだネットもそんなに普及していない頃。年賀状がまだまだメジャーな時代だったとは言え、その担当地区の年賀状の量は他の地区よりも相当多かったようです。なので、その郵便局内でも「ああ、●●町ね~。あそこは年賀状多くて仕分け大変だよね~。」と言われるほどでした。

他の地区では残業なんて存在しなかったのに、なぜかこの地区の私は残業があるほど。でもね、仕事したくてたまらなかった、アルバイトに変な憧れがあった私にとって、嬉しくてたまらなかったのです。「やったー、人より稼げるぞー!」みたいな。まあ、ブラックではなかったし、残業代はちゃんとつくから言えることなんですけどね。

毎日毎日、仕分けしても仕分けしても、またどっさりと年賀状がやってくる。

それだけではないのです。

仕分けが難解だったのです。

私の担当していた所で、●●町まで同じで、番地違いで、同姓の方がいて。

仮に、山田太郎さん世帯と、山田次郎さん世帯と仮定します。

どちらの山田さん世帯にも5~6人ご家族がいらっしゃって。

そして年賀状の番地があやふやで「山田〇〇」さん宛ての年賀状が仕分け場所にやってきたとします。

〇〇さんがどちらの「山田家」かを判断しなくてはならないのです。最初はさっぱりわかりません。何度も局員の方に聞きます。

しかし、ここでやたらと仕事に関しては意識高い、当時の梢さん。だんだんと覚えていくのです。山田花子さん(仮)が太郎さん世帯だとか、花代さん(仮)は次郎さん世帯だとか。そして、自分でもちょっと酔いしれるほど、仕分けが早くなっていきました。そんなに必死にさばいても、たまに残業するくらいだから、どんだけ年賀状が多かったかがご想像出来るのでは・・・と思います。

でも、それがたまらなくアツくて、楽しかったんだなぁ。最終的にその住宅街一帯の、ひと世帯分の年賀状の厚さって、ものすごいものがありましたよ。ZOZO前澤さんの100万円の札束の3倍くらいあったような気がします。普通の輪ゴムでは留まらないの。太いゴムで留めてました。その束ひとつ、またひとつまとめていって。次の日また追加分をそこに束ねていって。毎日毎日、ひたすらバイトに明け暮れました。

 

働くって、楽しいなぁ。しみじみ噛みしめながら、冬休み中充実した暮らしを送りました。

そして、残業もあったので、お給料はホクホク。お財布もあったかくなりました。

 

ここでいい話で終わればいいのですが。

やはり次の年も稼ぎたくなりますよね?高校2年、郵便局アルバイト再びです。

意気込んで申し込んだのはいいのですが、ちょっと出遅れたのか、勤務地が変わってしまいました。同じ市内だけど、電車で通わないといけない別の郵便局。まあ、いいか。ちょっと開けてる地区なので、年賀状もたくさんあるよね!?よーし、またバリバリ働くぞー!なんて思っていたのですが。

担当地区は某駅徒歩1分、築年ちょっと経ってる街なかの超便利な立地の分譲マンションと、その周辺地区。

そこがね、、、めっちゃ年賀状少ないの。

いや、少ないわけじゃないと思う。前の年が一番すごいところの担当になっちゃったから、拍子抜けしてるんだと思う。1世帯あたりの年賀状量も、自分の家と比べてもそんなに変わらない、本当に普通の家庭だと思うし。

 

去年のあの地区がすごすぎただけなのよね、きっと。

何ならあの町内の方々、年賀状の枚数を競い合ってるんじゃないかと思うくらいの量だったしね。

まあ、とにかく仕事量が少ない。ちょっと手持ちぶさたなくらい。1枚1枚、スローにスローに仕分けても、まだ勤務時間が余る。残業?なにそれ?むしろ早上がりしちゃうくらいの勢いなのに。

あぁ…。

ああぁ…。

なんなんだぁ!

もっと!!もっと年賀状を!!!!

もっと年賀状をくれーーーー!!!!!

もっと年賀状を仕分けたいんだぁ!!!!

私はもっとバリバリ働きたかったんだぁ!!!!

 

みたいなね。

完全に消化不良に陥ってしまいました。とは言え、担当は担当だし、それ以上は仕事増えないし、うーん…もどかしいまま毎日電車に揺られて通ってました。

お給料もね、前の年に比べてちょっぴり寂しい。通勤手当なかったらこれ、去年よりもガタ落ちだよね、っていうくらいでした。

 

あ、高校3年生はアルバイトしてなかったんです。自動車学校通うつもりだったので、最初から申し込まなかったんで。

 

まあ、そんな感じの高校時代のアルバイトでした。 けっこう、こういう単純作業が大好きなので、楽しく働けたんだと思います。

このお題が来た時に、自然と思い出すほどに染み付いていた、あの仕分けのアルバイト。結婚して年末くらいになると『郵便局アルバイト募集』の貼り紙をみつけては「あぁ、懐かしいなあ…。お子ちゃま達が落ち着いたらまたアルバイトしたいな」と思うくらい、今となっては熱き良き思い出です。

 

今回も、読んでくださいまして、ありがとうございました。